当初の送金金額は11万円。月収100万円以上を突破した事例(福岡市:総戸数32戸の場合)
建物は、大きな大学の近くにあります。地域は学生の街として発展してきましたが、交通網の整備で人の流れが変化したことと、建物の老朽化が重なり、物件は急速に収益悪化をたどることになったのです。
(図-1.管理開始前ポイント)
長期空室で減収に悩むお客様からのご依頼を受け、再生作業に着手した際に、現地を確認したのが下の写真です。敷地内の雑草は伸び、共用通路やゴミ置場には放置されたゴミが散乱しており、入居者を新たに迎え入れる状態ではありませんでした。
こうした状況に陥っている物件は実は多く存在しています。建物は定期的に巡回等を行い、少ない変化を見逃さない事が重要です。
(図-2.収益状況)
管理状況も影響し退去しても入居者が決まらない状況が続くようになります。収益も大幅に減収しました。収益が減収傾向に陥ると急激に悪化する傾向が強まります。
我々の調査で課題は絞られて行きます。
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- 管理運営の手法や、日常作業(定期清掃や設備メンテナンス)に大きな改善が必要である。
- ターゲットを学生中心に限定している。またニーズにマッチする対策も不十分である。
- 募集活動が建物周辺エリアに限定されており、仲介各社への認知度も不足している。
収集した情報をもとにターゲットを学生を含む単身社会人まで拡大し、対象者のニーズを得るための間取り変更や内部仕様のリニューアル工事を実施しました。
”大好評に繋がった2戸イチプランとは!”
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(図-3.プラン)
間取りと仕様変更の工事を進めると同時に、繰り延べられた修繕工事も実施しました。募集活動については限定されていた範囲を拡大し、福岡市内の全域に告知活動を行うことにしました。再生事業を開始して3年が経過した時には毎月の送金額が平均して100万円以上まで改善させることに成功することができました。
(図-4.当初収益と現在との比較)
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